2018年10月4日木曜日

平成30年度 伊達な風会議2018

平成30年8月22日(水)、TKPガーデンシティ仙台21階にて、「伊達な風会議2018」を開催いたしました。本事業は、東北経済産業局、宮城県、仙台市の各行政機関職員の皆様とYEGメンバーが官民の枠を超えて地域の課題について話し合う事業であり、今年で開催5年目を迎えます。




本年は、「~地元企業・産業の競争力を高めるには~」をテーマとし、競争力を高めるための課題として、YEG及び各行政機関とで協議して「起業の促進のために」「事業承継の課題と施策」「観光資源を発掘しよう」「地元商業の活性化のために」の4つの議題を設定しました。

本事業には、YEGメンバー64名、東北経済産業局10名、宮城県13名、仙台市13名の計100名のご参加をいただきました。そして、参加者の皆様が、先の4つの議題について各議題2テーブルずつ、合計8テーブルに分かれて、ディスカッションを行いました。もちろん、各テーブルにYEGメンバー、東北経済産業局、宮城県、仙台市の皆様を入れ、どの機関の方ともディスカッションできるようにしています。






今回のディスカッションには、KJ法とブレインストーミングという手法を取り入れました。これは、人の意見への批判はせず、自由な意見を述べることが前提ルールであり、また、意見を述べるときには、付箋にそれを書いてテーブルの模造紙に貼り付けていきます。こうすることにより、議論が活発化し、また、そこで出た意見が視認しやすくなります。





どのテーブルも、時間を追うごとに議論が熱を帯びていくのがわかりました。今回ディスカッション時間を1時間30分で設定しましたが、それでは足りないくらい、白熱した議論をしていただけました。


ディスカッションの後は、各テーブル担当者に、議論した内容について発表してもらいました。発表内容は割愛いたしますが、どのテーブルも自由な意見により議論が活発に行われたことがわかる内容でした。





本事業でのディスカッションにより、各議題についての官民の課題意識の共有、それを踏まえてできること、すべきことを相互に認識できました。参加者の皆様からも「非常にいい議論ができた。」「今日の議論を今後の参考にしていきたい。」といった大変好評の声をいただくことができました。明日からの事業や施策に生かせる、大変有意義な事業になったことと思います。

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