2011年7月25日月曜日

震災復興勉強会 ~今こそ語り合おう!経済復興へ進め!これまさに青年の責務!~


日時:平成23年7月21日(木)
場所:仙台商工会議所 3階役員役員室
参加者:41名

7月21日(木)に震災復興勉強会を開催いたしました。

第一部として、神戸から「近畿タクシー株式会社」代表取締役の
森崎清登様にご来仙いただき、ご講演を行っていただきました。
当日は台風の予報で、被災地の道路冠水・家の屋根が飛ぶ・交通機関の混乱などが
震災の影響で起き易くなっているため心配しましたが、メンバーの日ごろの行いが
良いためか台風は大きくそれていき一安心。

講演では、震災から5年経ち、神戸・長田地区を観光地として復興させようと
様々な取り組みをしていかれたことなどをお話いただきました。
修学旅行と被災地視察や研修を絡めたような事例もお話いただきました。

阪神大震災の際は大阪という大都市がそれほど被害が無かったことが
神戸復興の一因でもあり、今回の東日本大震災では仙台が
その大阪の役割を担っていくこととなるであろうことも感じました。

仙台も大きな被災地ではありますがそうも言っていられません。

東北地方はもともと観光地という部分もあります。
今回の件は原発事故もあり修学旅行生を誘致することに障害があるなど、
様々なことはありますが震災から復興した方の話を伺ったことは
これからの仙台がどうなっていくべきかを考える大きな機会となりました。

『「復興まで10年以上かかる」と考えると永久に復興しないように感じるので、
「10年で復興する」と考えて気持ちが折れないようにやっていくことです。』という
お話は震災まもない今はもちろんのこと、数年後に深くその意味が
理解できることでしょう。

第二部はグループディスカッション。

��名~10名のグループに分かれて、震災後のことや今後のことを
青年経済人として熱く語り合いました。

・震災直後はどの事業者も大変であったが、数ヶ月経ち仙台の中心部は通常にほぼ戻っている。
・飲食関係は特需というべきほど市外、県外からの支援企業の利用が増えてきている。
・一方、建設警備関係などは震災特需があると思われている事業ではあるが、予算の執行の
 遅れや首都圏などからの大手参入が多く、昔から東北でがんばってきた中小企業に仕事が
 回っていないように思われる。
・震災特需で儲けたお金がが今後10年20年先の被災地復興の基礎となっていくのか疑問。
などいろいろな声が聞かれました。
今回参加できなかったメンバーも交え、引き続き熱く議論を交わしていければと思います。

勉強会の後は講師の森崎様も交え懇親会へ。
中締め直前に森崎様の「鉄人28号ポーズ」の指導もあり、
一致団結して復興への思いを新たにいたしました。

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