仙台商工会議所青年部研修委員会では国際研修事業として、東京にある台湾関連施設を訪問しました。テーマはINPUT &OUTPUT研修 第3弾 【学びと交流と市場調査の国際視察ツアー ~台湾⇔仙台がもっとつながる、未来へつなげる~】です。
当初は台湾現地での研修を計画していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大状況や燃料費高騰などの理由により、国内で台湾を学ぶ研修ツアーに切り替えての開催となりました。
まず、台湾の大使館にあたる【台北駐日経済文化代表処】を訪問し、李副代表からお話伺いました。少子高齢化など日本と同様に台湾が抱える問題についてや、国策としての半導体産業における日本との連携についてなど、台湾の経済や日本との交流についてなどさまざまなお話をお伺いすることができました。
参加した仙台YEGメンバーからは台湾向けインバウンド戦略において東北が準備すべきことは?などの質問をさせていただきました。
その後、日本橋の移動にコレド室町にある台湾レストラン【富錦樹(フージンツリー)】にて昼食をとり、大根餅のほか、それぞれが魯肉飯、ビーフンや、からすみチャーハンとともに、台湾を代表する発酵ウーロン茶である東方美人茶をいただきました。
食事後は台湾のお土産、雑貨、食べもの、飲み物のほかに、厳選された日本の商品を取り扱う【誠品生活日本橋】にて視察ツアーを行いました。誠品は台湾で創業し、CNNで「世界で最もクールな書店」と評され、書店からさらに拡大し台湾には41店舗あります。
日本では唯一となる誠品生活をランセンシーとして運営する有隣堂の城内氏にフロアのご説明をいただきました。書店の中に椅子があり、読むスペースがあったり、体験コーナーをもうけたりするなど新しい書店のあり方を感じることができました。また、台湾雑貨コーナーではお茶の香水や無添加石鹸などをご紹介いただきました。さらに世界に1000店舗以上あるカフェ【HAPPY
LEMON】の林氏に本格的な台湾茶をいれていただき、台湾茶から台湾文化を学ばせていただきました。
また、台湾の家庭には必ずあると言われている万能鍋【大同電鍋】のご紹介を大同日本株式会社の李氏と林氏にしていただきました。大同電鍋は1955年に当時日本時代の台湾にて東芝と共同開発をしたもので、現在日本で大ヒットしています。
最後に神保町の【台南担仔麺】にて、日本中華聯合総会青年部の皆様と交流し、代表処の李副代表にもご参加いただきました。
又井青年部長からは「これまでこのような形での日本人と台湾人の交流はなかったので、今後もこの交流を続けて行きたい」とお言葉を頂戴しました。
また、この交流会には台湾新聞の記者の方にもご参加いただき、台湾新聞に掲載いただきました。https://bit.ly/3UOzp8u
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